さようなら、RADIO-i
30日22時台の特番〜23時59分の最後のサインオフ告知〜翌1日0時2分の同調信号の停止まで。愛知の旧外国語専門枠FM局・RADIO-iの最期を看取りました。民放草創期の離合集散*1や沖縄返還絡み*2等の特殊な事情を除くと、代替手段もなく*3通常免許の民放が完全閉局するのは日本初、とのこと。通常免許で放送を行う民放局は、たとえ経営が破綻しても、新スポンサーが見つかって閉局をまぬがれたり*4、実際に再建をかなえたり*5するなど、放送事業そのものを取りやめるケースはこれまで一度も起きていませんでした。が、それがついに起きてしまいました。民放開局第一号*6の根城が名古屋なら、民放閉局第一号*7の根城も名古屋。皮肉なものです。
色々思うところはあるけれど、とにかく今は楽しませてもらったことに感謝。うるさくなくて、安心して聴けたもんなぁ。今後、こういうニーズは、ネットラジオやコミュニティFM局が担うのかも。