ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

流れる時間は違うはず

はてなアイデア」…本気で憤っているのか,それとも皮肉なのかはわかりませんが。「http://senkyo.i.hatena.ne.jp/」のために,定常のアイデアミーティング(と公開)を取りやめたのでしょう。それはそれで非常に残念ですが*1,中止告知が,参加者募集の予定時刻を過ぎていたのだとしたら…憤りなり皮肉なりが出て当然でしょう。何度も再発する不具合を押え切れない状態であっても,新サービスを立ち上げるためにミーティングを取りやめる,というのも,順番が違うように思います。
現在のミーティング参加形式は,Skypeにせよチャットにせよ,会議時間帯にリアルタイムでPCネットワークにつながっている必要があります。業務外通信が比較的自由にできる職場など限られていますから,日勤の社会人が「参加したい」と思う場合は半年休を使うなどのけじめが必要です。…それを,予定時間を過ぎた後でソデにする,というのはひどすぎます。
このミーティングシステムについて,近藤代表が書かれた「CNETブログ」を読むと,社内スタッフが効率的に仕事をする雰囲気がよくわかります。確かに,社内であれば理想的です。が…参加希望ユーザも社内スタッフと全ての点で同列だと考えていやしませんか?アイデア立案の面では,同列であった方がいいんでしょうが,ユーザとスタッフの間では,居場所も流れる時間の値打ちも全く違います。社内スタッフは,話題を立ち聞きしたり離席したりしてもいいのですが,ユーザは参加するためにやりくりを付けて臨むのです。「はい,中止」と後から言われても,無駄になった年休は元には戻らないのです。そこに気遣いできない…や,万難排して参加時間を確保したユーザを裏切ってでも「新しもの」の魅力を大切にしたいのであれば,「守れない約束」と化したリアルタイム参加制度はやめてしまった方がいいのかも知れません。ベットとは別にアイデアページにコメントできるようになったのですから,それで十分でしょう。

*1:他人と政治・宗教・プロ野球の話をするときは気をつけろ,といいますが…ぼくがwebに文章を書くとしたら,プロ野球が限度ですね。ぼくの個人的なストライクゾーンを離れた部分を優先させた,という点で残念です。