ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

PCバラ組みその1

VTRデッキのようなPC

会社で,ScanSnap!という,紙モノを電子化するのに特化したシートフィーダスキャナを買ってもらえることになりました。が…問題は,連携に使うPC。製品管理値を入力してもらっているパートさんのマシンにつないでしまえばいいんですが…彼女の仕事を止めないためにも,できれば別マシンが欲しい。が…肝心の要求スペックは,Pentium IIIの600MHz以上,Acrobat 6と連携させる為には,OSもWindows 2000以上でないとだめ,ときたもんだ…。
夏まで室長サマが使っていたマシンと言うのが,飯山のM500JS4。i810系のCeleron 500MHzで,メモリは320MB(=64+増設256),HDDが10GB。OSは,98SEで使うならまぁ快適ですが,アップグレードするとなると…2000ならともかく,XPまで持っていくのはかなりしんどい。しかも,ときどき強制再起動がかかってしまいます…。BIOSがおかしいのか,それとも電源がへたっているのか…はたまた,本当に基盤自体の寿命なのか…。
しかも,中身はがらんどうなくせに,5インチ幅のミニタワー,という,みてくれだけはご立派なシロモノ。場所を取って困ります。メーカー品とはいえ,飯山の品物ですから,中身はショップブランドのPCと同様,汎用のマザーボードに決まっています。ボードを見てみると,想像通り。GIGABYTEのGA-6WMMC7というものでした。そこで,こいつをばらして,どこまで再生できるかやってみることにしました。うまくいけば,勘定は会社持ち。しかも,これまで未経験の自作系PCについてのスキルもアップできる,と。
早速,会社でPCをばらし,持ち帰ります。帰りに立ち寄った大宮ソフマップで用意したものは…

Micro ATX用のケース(10000円)
薄くて軽くて縦置き可能のやつを。PCIはフルで1枚のみ。電源は200W。
HDD(6000円)
ATA100, 40GB, 5400rpm。i810はATA66ですから,これでもオーバースペックなくらい。ただし,これは,本体が安定して動くことを確かめてからの換装の予定。XPのアクティベーション権を無駄にしないためです。
メモリ(5000円)
PC100, 256MB…片面実装なせいで,128MBしか見えず。自機(こっちはi815E)のPC133, 256MBと交換。大丈夫かなぁ…。

まずは…この方と似た症状にぶちあたりました。いつまでたっても,アラートのビープ音が止まりません。ようやっと原因がわかったのは,翌朝。ケースについていた電源には,基盤からのファン回転制御を受け付けるケーブルがありませんでした。なのに,BIOS画面でSystem Fanの警告を殺すのを忘れていたんです…とほほ。
けたたましいビープ音は回避できましたが…今度はフロッピーが正しく見えていないようです。確かに,アクセスランプがいつまでも点きっぱなし。そういえば,さっき,ケーブルのつなぎが甘かったような…壊したか!?まぁ,元々ほこりだらけのドライブでしたから,交換しても誰もぼくを責めないでしょう(笑)。
というわけで,続いて今日になってから秋葉原ソフマップへ。調達したのは…。

フロッピードライブ・ケーブル(2700円)
どうも,これでこけているようなので,交換。
Ethernetカード(900円)
元々刺さっていたのが,NECPC-98兼用の,10BASE-T/10BASE-2型。基盤もでかい!安定しない!ということで,10/100自動認識型のに入れ替え。
マウス・キーボード(1600円)
飯山の同梱品がどうしようもなく汚れているんで,ついでに。
Celeron 1GHz(3500円)
どうやら動作実績があるようなので,ばくちで。*1
Windows XP Home(14000円)
自作向けバンドル用。最大の出費。
熱伝導グリース(500円)
念のため。

ここまでにかけた費用は,ざっと4万円。現在,EthernetカードとFDDを入替え終わり,会社でクリーンインストールしておいたWindows 98SEで連続動作試験中。…何やら,早速フリーズしているようなんですが…不安だ。*2

*1:22:00,換装。温度は48℃と高めですが,とりあえずは安定稼働の様子。

*2:その試験機から書き込み。40分を経過し,無事のようです。