ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

CMでリミックス?

本家できょう取り上げた,ロート製薬のCF公開ページの件の続きです。古いのが好きだとは言え,あちらで書くにはちょっと(^^;。
ロート製薬というと…いつのまにかメンソレータム社を買収していたんですねぇ。それだけ日本での受けがよかったんでしょうか?以前は,類似品に比べて高かったんですよね,メンソレータム製品は。そんなわけで,昔は,近江兄弟社の製品を愛用していましたっけ。
それはいいとして。クラシックCMで,かつての「パンシロン」の製造ラインの映像を見ることが出来ます。五角形に折られた薬包紙に入っている,由緒正しき散剤です。ですが…バックに流れるうたの中で,気になったのが…

胃腸も 胃腸も いい感じ

という台詞。実は,このうたが入ったCD(ASIN:B00005GLGF)を持っているんですが…CDでは…

胃腸も 肝臓も いい感じ

となっています。DJばりのなんちゃってスクラッチで,見事に「肝臓」をカット(笑)!これ,当時クレームでもついたんでしょうかねぇ。
ところで,消化での肝臓の直接の働きは,胆汁をつくって脂肪の消化を助けること*1。もし,処方に胆汁酸や類似成分が入っていれば,これはセーフ,ということになるんでしょうが…無印「パンシロン」そのものはもう売られていません。かわりに,後継製品のうち古株の2つ・「パンシロンG」と「シロンS」の処方を見てみます。すると…確かにアウトかも知れませんね。箱のデザインだけが古めかしくて,社章と社名のロゴが現行版,っていうのは,何だか不思議な感覚ですが。*2

*1:胆のうは貯蔵袋であって,つくるのは肝臓の仕事です。

*2:当時版の社章・社名ロゴは,CF公開サイトで,クラシック版の「鳩」の映像を最後まで見ればわかります。