ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

スタジオ撮影

まずは散髪。ぼくがヒゲを剃ってもらっている間に,クレーマーと逆切れした理容師とのケンカが始まりました。場所によらず,最近はいい大人が店先でけんか腰になっているのをよく見かけます。ぶつぶつ。
で,髪形がさっぱりしたところで,証明写真を。町屋駅前電停から,都電沿いに尾久方面に少し戻ったところに,写真館があります。独身寮住まいの頃は,ここによくお世話になっていましたっけ。久々に入ると,その頃と変わらない女性の店員さんが。そうだ…若奥様でした。最後に行った時は,赤ん坊を抱いていたっけ。思い出すと,スタジオで証明写真を撮ってもらうのなんて,就職活動の時=26歳の冬以来。
パスポート用の証明写真をお願いすると…今は,デジカメオンリーコースと,銀塩+ネガ+CD保管サービス付きコースがあるんだとか。専門の写真館でも,こうなんですねぇ。スタジオに上げてもらうと…七五三用の小道具,ベビーベッド,ソファー…過程での記念撮影のための大道具・小道具がぐちゃぐちゃと。それに混じって,もう使わなくなった,SCSIフラットベッドスキャナと,PowerMacintoshが。おそらく,8500あたりでしょう。一眼タイプのFinePixで,撮影が進みます。若奥様の手には,ごつい一眼デジカメが。こういうのって,CMくらいでしか見かけない光景ですが…それを目の当たりにするなんて(笑)。
証明写真は,急ぎ具合と写り映えのチェックが両方求められますから,こうしてスタジオで上位機種のデジカメを使って撮ってもらうのがベストのように感じます。
撮影が終わると,FinePixからデータを吸い出し,印画紙に仕上げて行きます。印画紙風のインクジェット用紙ではなさそうです。こちらの作業もやはりMacで,PowerMacG4の銀色筐体。画面はApple Studio DisplayのCRT版。業務用の色合わせでは,まだまだCRTが現役なんですが…だからといって,そこまで純正ですかいな(笑)。
待っている間,近所のおばちゃんが,仕事着のままで,若奥様に「アルバム買いたいんだけど,比べてみたいからちょっと貸して」と。これが普通にOKになるのが,荒川の自営業店同士のいいところ。
仕上がり。納得。コンビニや大型店も便利なんですが,たまには街の店もいいな,と思ったりします。