ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

救急寸前

未明。カミさんが、乳の張りと痛みからくる全身の震えを訴えました。まずは119番ではなく、市消防の夜間医療機関紹介電話にかけて、隣町の救急病院を紹介してもらいました。当直の看護士さんによれば、今夜は、乳を手当てできるお医者さんはおらず、助産師さんも出産に当たっていればアウト。震えの原因が100%乳腺炎だったとしたら、結局は産婦人科の通常診察に混ぜてもらえるまでは待機せざるを得ない状況でした。話している間に、娘が起き出したので、乳を吸わせてみました。看護士さんに伝えると、「吸わせてダメならまた電話下さい」となって、相談は終了。幸い、読み通りに震えは収束。神経か血管でも圧迫していたのかなぁ。とにかく、深夜救急には頼らずに済みました。そして、看護士さんのおかげで、かなり落ち着けました。先方の仕事の邪魔なので直接は報告しませんが、この未明を乗り切れたことを感謝しています。
夜が明けて、娘が産まれた産婦人科へ。土曜午前なので、通常の一般外来で対応してもらえました。震えの原因は(予想通り)乳腺炎でした。娘を産む時のお医者さん・助産師さんに処置してもらうので、マッサージ(要は乳搾り)を受けるにしても安心なはず。薬で乳が止まるのを機会に、授乳をやめるかも知れません。娘が欲しがる限りは断乳させない、と考えていましたが、これが節目かも。もう2歳過ぎたし、実際娘は乳をほんの少ししか飲まないし……。
未明を振り返って。カミさんいわく、「震えで気を失いそうなのを、ふんばって症状を伝えに来た」と言っていました。もしも気絶していたら、119番に頼らざるを得ず、恐らくはその病院に運ばれたでしょう。そうならないようがんばったカミさんと、いつものように未明に起き出し、乳をねだった娘に救われたといえます。そして、もしこれが出産で、しかもハイリスク系の妊娠だったら……ぞっとします。