碓氷峠鉄道文化むら
30分ほど揺られ，13時頃到着。園内は…遠足の幼稚園児しかいない状態で，放送から流れるBGMも，「おかあさんといっしょ」などでよくかかっていそうな新しめの童謡ばかり。
気を取り直して，おぢさんは進みます。そこには，車輌系鉄ヲタ垂涎のラインアップが！
- 189系特急電車の先頭車
- 運転席に入れます。生まれて初めて体験しましたですよ，特急車輌の運転台なんて…。
- EF63型電気機関車
- 鉄ヲタにとって，横川といえばEF63と相場は決まっています。これも運転台に入れます。
が…操車場跡に広がる，「名車たちが眠る山麓」に行って，少々落胆しました。車内公開は土曜・日曜・祭日だけなんだとか。休みを取ってまで来たというのに，それがばっちり裏目に出ました。進駐軍用1等寝台車とか…寝台特急列車が「ブルートレイン」となる一世代前の寝台車・食堂車*1，それに往年のローカル気動車の雄*2…中に入ってみたかった車輌が山ほどあったのに。
それでも，お座敷客車には入れるようです。畳敷きを活かして，休憩所にされていました。が…そこには，掃除をしているおばさんが。話を聞くと，さっきの園児たちがここでお弁当を開いたようです。続けて，車内公開が平日だけになっている本当の訳を聞かせてくれました。それは，車内荒らし。ぼくが思うに，平日だと，ひとも少ないし，出来心で備品を盗んだり，ついつい寝台の中段に上がってみて（ガタが来ていますから）壊してしまったり…ちょっと考えれば明らかにおかしい同業者がいるみたいなんですよね。…つーか，写真撮影し放題なんだから，それだけでもありがたい，って思わないのかなぁ，そういうことするやつらは！
おばさんは，「どうしても，っていうんなら，事務所で頼めば大丈夫かもよ」と勧めてくれましたが…それも申し訳ないので，やめておきました。
また，秋頃を狙って行ってみようと思います。新幹線を使うと，東京から往復で1万円してしまいますが，赤羽〜高崎間を在来線特急で行けば往復7000円で済みますし。
