アプトの道(4)橋脚に献花

湖から先も，まだまだトンネルがいくつも続きます。そして，最後のトンネルをくぐりぬけた先は，「めがね橋」の真上！深い谷間にかかる細い橋梁なので，とにかく冷えます。封鎖されている次のトンネルの周りには，白樺が。その脇から，橋脚部分まで降りていけるようです。
見に行くと…そこには，比較的新しい，封の開いていない日本酒の一升ビンやら，花束やらが…。
これが意味する内容をここで書いてしまうと，一升ビンやら花束やらを空の上から供えてもらいたくてしょうがないひとが「はてなキーワード」でこの日記を捕捉して，実行に移してしまいそうな気がするので，あえて伏せることにします。お供えものが増えることは，ここまでの地元の努力の足を引っ張るのと同じことですからね。事故とか殉職とかなら，記念碑が建っているはずから，そうとは考えづらいんですよ…。*1
ちょっとブルーな気持ちになって，「めがね橋」を後にしました。日が暮れる前に里に降りないと，大変なことになってしまいますから(^^;。

*1:まぁ，そうしてしまう人に，そこまで周りを思いやれる余裕なんてないとは思いますが。もし，自分が追い詰められたとしても，そうなるでしょうし。