ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

おめかし

そんなわけで,久々に姪・甥の顔を見てくることが出来ました。姉夫婦の部屋に上がると,ぼくはコンタクトレンズを外しに行きました。後ろで,姪が見ています。姪は,小学校入学直後から,急速に近視・乱視が進み,既に眼鏡っ子確定なのです。が…小学校低学年だと,それはいじめの種にもなるわけで。気丈にはしていますが,どこかで気に病んでいるに違いありません。
…なので,コンタクトレンズには興味津々のはず。まず,外す前のぼくの瞳を,姪によ〜く見せます。黒目の外側にある,ソフトコンタクトレンズの外輪の線を確認させた後,鏡を見ながらそいつをぺろん,と引きはがします。

こんなのがでてくるんだよ。

…と,レンズを手に取らせます。使い捨てだからできるワザですね。不思議がって,触るのを怖がる姪。で,続けて,視力低下の知らせを聞いたとき以来,必ずかけてやろうと思っていたことばを。

眼鏡の子はね,つけているときのおめかしと,つけていないときのおめかしと,ひとの2倍おめかしできるんだよ。

眼鏡っ子属性を抱えるヲタクの主張,と言われてしまえばそれまでです。*1が…女の子である姪に,将来眼鏡がおめかしの大事な道具のひとつになるんだ,という前向きの意識を早いうちに持って欲しかったのです。いまは辛いかも知れないけれど,他の女の子より,おめかしの道具を一つ多く持っているんだぞ,と思って欲しかった。それはそれで,眼鏡っ子=暗い影,の萌え図式に反するのですが(^^;…そんなことより,ぼくには姪の幸せの方がよほど大切です。
そんな姪が,がんばって具を切ったカレー。美味しくない訳がありません。一人暮らしだと,米を炊いてもその場で小分け・冷凍しちゃいますから,おかわりなんぞは独身寮を出て以来ごぶさたです。それを姉がよそおってくれるんですから,美味しくない訳がありません。ぼくの左には,ようやく会話が成り立つくらいまで言葉が出るようになった下の甥(3歳1か月)が。右には,弟を持ってかなりお兄ちゃんになってきた上の甥(5歳3か月)と,眼鏡で一段とかわいくなった姪(7歳7か月)が。にぎやかな食卓,っていうのは,ほんといいもんです。

*1:実際,件のデートの時,展望室でクロサワさんが眼鏡をとり出してかけたときなんて…不覚にも「おぉ!」と思ったもんです。