そんなわけで
26日は,水戸に行きます。こっちから出向くのは初めて。大甕よりは水戸の方が遊び場も多いし,JRの特急料金も,上野〜勝田までと東海からでは段違いですし*1。クロサワさんが,水戸まで出てきてくれるのです。
で…どう行ったら一番安いのか,考えてみました。ぼくの最寄り駅は,東北本線尾久駅。『尾久駅発で,上野駅の改札を出ずに常磐線へ乗り換える場合,上野〜日暮里間の運賃は必要ない』という特例(→公式解説)があります。*2
ということで,営業キロと運賃は次のとおり。
特例のおかげで,運賃が片道320円安く上がることがわかりました。ホリデーパスと組み合わせた方が安くなるかなぁ,なんて浅知恵を働かせたんですが…無駄だったようです(笑)。*4
で,往復の運賃・料金を挙げると…
- 普通乗車券+指定席特急料金…7400円
- 往復運賃…3780円
- 往復指定席特急料金…3620円
- 上野→水戸最速達時間…65分
- 水戸発最終特急電車…21:50
- ひたち往復きっぷ(東京都区内*5〜勝田まで)…7000円
- 往復運賃+指定席特急料金のセット
- 水戸発最終特急電車…21:50
- 普通乗車券+自由席特急料金(通常期)…6380円
- 往復運賃…3780円
- 往復特急料金…2600円
- 上野→水戸最速達時間…65分
- 水戸発最終特急電車…21:50
- 普通乗車券+フレッシュひたち料金回数券(上野〜勝田まで4枚綴)…5180円(6580円)
- 往復運賃…3780円
- 1往復当たりの特急料金…1400円(4回で2800円)
- 上野→水戸最速達時間…74分
- 水戸発最終特急電車…21:50
「スーパーひたち」号が使えない制約はありますが,特急を使うのであれば料金回数券が一番安く上がりそうです。最終の特急も「フレッシュひたち」だし。ただし…有効期間は1か月間。9/26に使ったら,10/25までに使い切らないといけません。おそらく,10月もぼくが水戸まで行くことになるでしょうから,これにしてみようと思います。まぁ,無駄にしたところで損するのは200円ですしね。
最後に,比較例を。
- 普通乗車券のみ…3780円
- 往復運賃…3780円
- 上野→水戸所要時間(昼間)…約130分
- 水戸発最終普通電車…21:44(上野駅での乗り換えがタイト)
- 高速バス回数券…約3690円
- 往復バス運賃…約3470円*6(6回10400円,無期限)
- 東京〜尾久往復電車運賃…320円
- 東京→水戸所要時間(昼間)…約110分
- 水戸発最終バス…20:00
…やっぱり,安さではバスにはかないませんね。
*1:勝田までは,安いB特急料金。東海から先は,通常のA特急料金。
*2:東北新幹線大宮〜上野間延伸工事の敷地確保のため,上野〜尾久間にあった東北本線日暮里駅ホームを撤去してしまった,という歴史的事情によります。
*3:山手線内の駅からのきっぷを買う場合,東京駅からの営業キロが100km超200km以内だと「東京山手線内」発扱いとなり,実際の出発駅によらず東京駅を起点として運賃が計算されます。ちなみに,尾久駅はぎりぎり山手線の外。→公式解説
*4:ちなみに,ホリデーパスが2300円,はみ出す区間である土浦〜水戸間の普通往復運賃が1900円。東京都下や,川崎・横浜方面から水戸へ日帰りで行く場合には,かなり有効だと思います。
*6:9/30までは,3日間有効の往復券が3000円だそうです。