根本解決
7日は,みずほ銀行のATM統合作業のために,わが給与口座は出入金完全停止中。なのに,いろいろと散財してしまいました。
サブマシン=Shuttleのベアボーン・SS51G ver2.0の画面表示がMacと比べてちらついたり,表示が遅かったり,ストレスを感じていました。
- OS…Windows XP Home SP2
- CPU…Celeron 2.4G
- RAM…512MB,(たぶんPC2700のDDR333。200MHz駆動)
- グラフィック…オンボード+DVI出力アダプタ
で,DVIケーブルを,先日買ったDVI切替機のおまけ品の2m品から,売り物の1mに交換してみました。1本2000円のを3本*1。それでもちらつきは収まりません。もちろん表示のもたつきはそのまま。…そうなると,あと疑うところというと,オンボードグラフィックしかありません。Celeronとはいえ,478ピン時代になってからのものですから,CPUが悪いとは思えませんし。
こんなこともあろうかと(真田志郎技師長),一緒にグラフィックカードも買っておいたのです。条件は…
- AGPx4対応(x8は,SS51Gv2のマザーが非対応)
- DVI出力付(DVI切替機を死蔵したくない)
- 最低64MBの専用メモリ実装(1280×1024フルカラー表示を希望)
- ファンレス(SS51Gの静粛性を殺したくない)
- ロープロファイルで短い基盤(SS51Gの中が狭い)
選んだのは,ATI Radeon 9200SEチップが載ったカードで,代理店保証付の新品が,5200円程度。何だ,ケーブルより安いじゃん(笑)。グラフィック専用メモリが128MBありますから,オンボードメモリから画面表示用に捻出していた32MBも,これで不要になります。で,早速,取り付け。…フロントパネルの,光オーディオ入力につながっている線が,ヒートシンクと干渉してしまいました。が…オーディオはMA-700Uから入出力していて,オンボードオーディオはBIOSで殺してあります。なので,外しても問題なし。そして再起動…まずはアナログ接続で動作確認。PnPのおかげで,とりあえずの表示は難なくクリア。いい時代になったもんです。本来は,ジェネリックドライバに戻してからインストールするみたいですが…。で,一旦シャットダウンの後,DVI側もつないで起動。
結果は…懸案だったちらつきはほとんど起きません。オンボードでは絶望的だったアナログ接続でさえくっきりと。…何のためのDVI切替機だったんでしょうか(泣)。さらに,画面表示が非常にきびきびしています。オンボードメモリと,グラフィックカード用の専用メモリとでは,速度にかなり差があるよ,とは知っていたものの…体感速度がこんなに違うとは!ともかく,ちらつきの根本原因がSS51Gv2のオンボードビデオにあったことが,これではっきりしました。アースが満足に取れない家庭用コンセント*2のせいなんでしょうが…1024×768表示が限界だったようです。
さらに,最新版のドライバをダウンロード→インストール→再起動。これで完全な状態です。不思議なのは,アナログ表示とデジタル表示で,かなり色味が違っていること。こういう癖のあるチップなんでしょうか?
速くもなったし,表示もくっきりしたし…「Pentium 4まで上げないとだめかな…」という不安を一掃できました。これで,もう少し使ってやれればなぁ。
ついでにもう一つ…DVI切替機を導入してから,メインマシンのMacからの画面表示までちらついていたんですが…これも解消。SS51Gv2のボードからのノイズが,ケーブルに乗ってディスプレイにまで入り込んでいた,と考えるべきでしょう。これで,一石三鳥となりました。満足満足。