ここはお砂場ですか？

元々は，同日の別見出し内の脚注でしたが…長くなったので本文に昇格させます。
「地理」カテゴリは，「アイドル」同様，熱心に追加を行う方とそれを煩わしく思う方のせめぎ合いが激しい場だと想像しています。それゆえ別カテゴリ化されたのは，想像に難くありません。
で。「はてなキーワード」は「ぼくちゃんのお砂場」ではありませんから，興味のある分野の単語を網羅するだけでなく，興味のない方にも存在を許してもらえるものでなければいけません。どうしても「お砂場」が欲しければ，「はてなグループ」を立てて，そこのキーワードを自分の「はてなダイアリー」に自動リンクすればいいのですから。実際，「地理」カテゴリでも，説明よりも網羅を優先させたのかなぁ，というキーワードを見かけます。幸い，「地理」の場合，例え最初が網羅目的の登録であったとしても，そこに追加・編集することで育っていく可能性もあります。
が，もっとひどく，かつ追加・編集で育つという期待が持てないカテゴリがあります。それは，「アイドル」…しかも，ぼくの第1日記でのホーム・「Hello! Project」に関するものです。というのも…

• 欲する者と欲さない者の温度差が非常に激しい
  • 一般的に用いられる単語が，ファン内では特定の意味で用いられる*1
  • 短すぎるが，ファンにとっては替わりの立たない略称*2
• 欲する者の世界の中でも，指向差が非常に激しい
  • ある人にとってはブーム的なキーワードであっても，一方ではその指向を忌み嫌うファンもいる*3
  • ある人にとってはカタルシスを伴うキーワードであっても，一方ではそれで気分を害するファンもいる*4

…ということで，この世界には，網羅目的によるキーワード増加だけでなく，指向の違いによるせめぎ合いも存在するのです。「煽り」狙いであるもの*5を除けば，少なくとも後者は「どう書いておけば，もし指向の異なるファンがこれを踏んだ時，不快に思われないで済むだろうか…」と思案しておけば，どうすべきか判断はつく…はずですよね。解法は…

1. 自重：登録を我慢する
2. リアル「自分だけのお砂場」：自分の「はてなグループ」を開き，そこにキーワード登録する
3. それでも世に問う：厳しい審判が待っているのは言うまでもありません。

もう一度書いておきます。「はてなキーワード」は，いちユーザ個人の「お砂場」であってはなりません！

*1:例・「のんちゃん」。これを，辻希美嬢の愛称としてキーワード化したのは，他ならぬぼくです。当時，自分なりに「どう書いておけば，もしファンでないひとがこれを踏んだ時，不快に思われないで済むだろうか…」と必死に考えた記憶があります。

*2:例・「のの」，「なっち」。既にこの時点で，「はてなキーワード」界でのモーヲタは，他から冷たい目で見られているのです。

*3:例・「美貴様美貴様お仕置きキボンヌ」と，そこから発展した「お仕置きキボンヌ」系合いの手

*4:例・「オラヲタ」等，蔑称と受け取られる可能性がある呼称

*5:その是非は別として