ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

ごはん日記

例によって、日曜の昼食はひとりで。車で曲がり角を間違えたら、四日市港に入ってしまいました。いい機会なので、前々から気になっていた「まぐろレストラン」に挑戦してみました。国道23号線を、名古屋・桑名から津方向に向かい、四日市市に入ってすぐです。

元々は遠洋漁業関係者向けの宿舎*1で、今は隣接する加工場・冷蔵倉庫から、スーパーなどへ魚を出荷しているようです。入り口からして無骨で、「どなた様でもお気軽にご利用ください」と書かれていないと、水産会社の専用施設だと思える雰囲気です。が、入ると、家族連れでいっぱい。人気がありますね。

店内は、1960年代の学生食堂のような雰囲気です。入口の鏡には、TOTOの旧ロゴ。こういう、レトロと新建築の狭間が好きなので、この雰囲気だけでおなかいっぱい。

肝心の定食は、数種類のまぐろを食べ比べられる刺身盛りと、まぐろメンチカツのセット。味は……舌の肥えた方が、辛口のレビューを残しておられるように、東京の高級まぐろグルメ文化と比べるのは酷だと思います。が、スーパーに並ぶ前の、切りたての刺身=普段着の高級品が、スーパーで買うより鮮度も値段もよい状態で食べられる、というだけでも、十分うれしいお店です。人気があるのも理解できます。
夜はさんま。これだけ楽しんだ店ですが、カミさんに話してもそっけなくてがっかり。そういえば、彼女は浜の育ちだったな……しかも関東の。orz

*1:一応宿泊客もとっているようですが、近くに公共の宿=四日市港第二船員会館があって、そちらの方が設備も新しいので、ここをホテルとして使うお客さんは少なそうですね。