ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

願掛け中断

ささやかな祝杯

今晩も,会社からの送迎バスに乗り込むと…運転手はラジオを付けていません。ぼくの願掛け=「中継を見聴きすると,ホークスは負ける」が通じたんでしょうか。なのに,やっぱり経過は気になるもんで,iモードでチェック。おぉ,いいじゃんか,ホークス…部屋に着く頃には,もうセーフティリード。「願掛け」にかこつけて,結局おいしい場面だけを見てしまう,似非野球ファンがここにいます(^^;。
けれど…ね。やっぱり,出るからには日本一になって欲しいわけですよ。なんだかんだ言っても,ホークスは,ぼくの愛するパシフィックリーグの代表ですから!
それはタイガースファンも同じことだと思います。が…タイガースとジャイアンツの場合,球団の勝敗が社会現象になってしまうことが多々あります。誤解を恐れずに書けば,既に野球を離れたところで存在している,とも言えます。そして,この2球団を中心に回るセントラルリーグ。彼らは,勝っても負けても注目してもらえる存在なのです。一方のパシフィックリーグ。(クラウンライター)ライオンズの売却・埼玉移転から25年…各球団に独特のファンが育ち,どん底の時代からは遠ざかったものの,マスメディア系のオーナーを持たない弱みを持つパ・リーグ*1。唯一目立つ方法…それは,オールスターと日本シリーズで勝つこと。
近年,両リーグのカラーは,自チームの長所を伸ばして相手を圧倒するパ*2と,地道に相手チームの長所を殺していくセ*3,と固まってきましたから,短期決戦ではセ球団が圧倒的に有利なんですよね。バファローズも,ライオンズも跳ね返せなかったこの壁。今年は,ホークスもタイガースも,自チームの長所を発揮できた,終わってみればすばらしいシリーズだったといえそうです。第2戦の審判が,「シリーズに出るのはまだ早い!」というレベルだったことを除けば。
ともかく,今年は久しぶりにパ党の宿願がかないました。ありがとう,ホークス!そして…全てのパ党に乾杯!

*1:セ・リーグは,ジャイアンツ(読売新聞),ドラゴンズ(中日新聞),スワローズ(フジテレビ=産経系),ベイスターズ(TBS=毎日系)の4球団が…。けど,かつてはパ・リーグ立ち上げに走った毎日が,今じゃセ球団を抱えるとはねぇ。無節操な…。

*2:ある意味東尾修的と言えるでしょう。

*3:こちらはもろに野村克也的ですね。森祇晶的とも…。