ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

アプトの道(2)新線区間

もちろん,ここは「ハイキング」コース。何たって,日本の鉄道でもっとも勾配がきつかったんですから…アプト時代の遺構であり,この廃線跡が国の重要文化財に指定された最大の理由である,明治末期の名建築・「めがね橋」までは,約5kmあります。なので,今回は久々にトレッキングシューズで出かけています。
最初は,上で書いたように,長野新幹線の開業まで現役だった,比較的新しい廃線跡を攻めます。ここのヌシは,野生のサル。北関東では,里の治安を脅かす大問題です。ちょっと怖い,と思いながらも,なに食わぬ顔をして「お猿様」の集団をやり過ごします。
3kmほど上がると,「鉄道文化むら」と同じ町営財団が経営する,日帰り温泉にたどり着きます。新線区間はここまで。温泉のコインロッカーに旅行荷物を放り込み,荷物をカメラバッグだけにします。
ここからは,アプト時代の廃線跡。いよいよ佳境です。