ただめしぐらい

食事日記。2010年までは、はてなダイアリーアーカイブのインポート。

「我が子」の評判

はてなダイアリーキーワード」が,あくまでパブリックなものであって,興味がない利用者からも存在を許してもらえるようにしないといけない…というのは,以前書いた通りです。最近感じているのは,(非常に粗っぽい例えですが)「キーワードって,自分の子供を世に送り出すようなもんなのかなぁ」ということ。

  1. 子供は親とは独立な人格を持っており,親の所有物ではない
    1. 故に,世間での我が子の評判は,親が変えられるわけではない
    2. しかし,親の評判と子供の評判は,時に連動している
    3. さらに,評判の善し悪しの根拠は,感情に根差していて説明が難しい場合もある
  2. 子供の試合に親が乗り出すのは,あくまで非常事態である
  3. いくら我が子がかわいいからといって,親は24時間子供につきっきりではいられない

もっとも,キーワードの場合は,生みの親=建てた人だけではなく,多くの育ての親=追加・編集した人がいて,それをよしとしないひともいて,単に「我が子」としてしまうのは少し無理があるのかも知れませんが。
で。ぼくが関わったキーワードですが…自分で我が子をあやめる事はできません。しかし,「こいつは要らないだろう」という評判が「削除予定行き」に至った場合,ぼく自身はそれを復帰させません。許してもらえなかった,ということですからね。そして,自分で自分の建てたキーワードの内容スコアを「はい」にはしません。自画自賛しても仕方ありません。
キーワードは,よく考えた上で生み出し,よく考えた上で編集し,よく考えた上で葬り…としていけばいいと思います。(はてなダイアリーの収入源のひとつである)キーワード自動リンクシステムそのものが嫌いなのに,仕方なく無料のまま「はてなダイアリー」を使っている,という方が,葬る部分に偏るのも仕方ないものとして。
一番厄介なのは,網羅と存続のみに血道を上げる人。こういうひとに必要なのは,(千代田区の路上喫煙禁止条例はありませんが)「マナーよりもルール」である,と強く感じます。ということで,公式日記で言及された,自動削除の早期実施を願っています。削除〜再登録合戦が延々繰り返されるより,よほど状況はマシになると思いますが…。